【速報】第61回農林水産祭にて深作農園が内閣総理大臣賞を受賞

【速報】第61回農林水産祭にて深作農園が内閣総理大臣賞を受賞

第61回農林水産祭にて深作農園が内閣総理大臣賞を受賞することが農林水産省より発表がありました。

農林水産省
令和4年度(第61回)農林水産祭天皇杯等の選賞について
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/221005.html

令和4年度内閣総理大臣賞受賞者
多角化経営部門 農業法人深作農園有限会社

受賞理由概要

~独自農法の確立や6次産業化で100年続く農園を更なる成長へ~
○氏名又は名称 農業法人 深作農園有限会社(代表 深作 勝己)
○所在地 茨城県鉾田市
○出品財 経営(メロン、イチゴ、甘藷ほか)
○受賞理由
・地域の概要
鉾田市は、県南東部の鹿行(ろっこう)地域の最北部から中央部にかけて位置し、平坦な地形と温暖な気候を活かした農業が基幹産業であり、メロン、イチゴ、甘藷などの全国有数の生産地として知られている。

・受賞者の取組の経過と経営の現況
6代・100年以上続く農家で、平成16年に法人化。メロン、イチゴ、甘藷等の生産を行い、メロン・イチゴは全国有数の規模を誇る。イチゴ狩り・メロン狩り、スイーツの加工・販売、カフェの運営など6次産業化にも意欲的に取り組んでいる。

・受賞者の特色
(1)独自農法の確立やスマート農業への取組 土壌中の善玉菌を活かした農法に、自然農法や有機栽培を融合させた「深作農法」を確立し、栄養価の高い作物の生産を行っている。また、ハウスの自動開閉システムや灌水システム、ICTセンサーを使った圃場や生育の管理など、ICTやデジタル技術の導入による生産の効率化や省力化も図っている。
(2)観光農園や6次産業化への取組 自社直売所の運営や通信販売、イチゴ狩り・メロン狩り、深作農園の農産物を原材料としたスイーツ等の加工・販売、バウムクーヘン専門店や農家カフェの運営などに取り組むとともに、来園が難しい近年の状況を踏まえ、新たなサービスや商品の提供も積極的に行っている。
(3)女性の活躍 社員の75%を女性が占め、各部門で女性が店長やリーダーを務めている。女性従業員専用の更衣室、休憩室を整備するほか、育児休暇など出産・育児後も安心して働ける女性のライフイベントを考慮した社内制度を整備している。

・普及性と今後の発展方向
今後は、農業関係者だけでなく、自治体、学校など教育機関、流通や小売、観光など幅広い業種との連携を一段と進め、売上や収益の向上だけでなく、社会貢献できる農業法人として更なる成長を目指して取り組んでいきたいと考えている。

 

 

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